満田剛のブログ
八王子市に住んでいる満田剛のブログです。個人的に興味のあるもの(書籍など)の紹介などを書いていきます。
歴史群像シリーズ78『争覇 春秋戦国』
学習研究社〔編〕
歴史群像シリーズ78『争覇 春秋戦国:五覇七雄、興亡の五百年』
  (学習研究社 2005年 ISBN 4-05-604013-3)

 本書は、歴史群像シリーズ中の一冊として発売されたもので、豊富なイラストや写真、地図を用いて春秋戦国時代の流れや代表的な戦い、登場人物について解説している。
 このシリーズの傾向として、執筆者によって内容にムラがあるといわれるが、本書の場合は全体的に内容が充実しているように思われる。個人的には、「春秋戦国徹底分析」の章、特に平せ(勢-坴+生)隆郎先生や来村多加史先生、山田勝芳先生の文章が一番興味深かった。
 また、巻頭の「【図説】春秋戦国時代の変遷」の地図は非常に重宝するものだろう。私も講義・授業で活用したいと思っている。高校生・大学生にとっては、小説や概説書と併用すればより分かりやすいかもしれない。

おススメ度:★★★★★


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昨日の「世界ウルルン滞在記ルネサンス」と今日の動向
 昨晩の「世界ウルルン滞在記ルネサンス」を大変感動しながら、妻と見ておりました。
 個人的にはこの番組の定番の「流れ」があまり好きではない(大体の場合、旅人もホストの方々も最後の別れのシーンで泣くのだが、これが不自然に感じられるのも理由の一つ)ので、普段は見ないのだが、何といっても今回は檀れいさんが登場ということで、要チェックだったのであります。本当に「美貌の女優さん」ですね。実年齢が信じられません。あんなに料理がうまいことにもビックリです。妻ともども感心しておりました。
 それにしても、宝塚歌劇団の月組娘役トップになられたころからのファンである私としては、隔世の感があります。まさかこんなに映画やテレビに出るようになるとは、失礼ながらあの頃は考えてもおりませんでした。これからも頑張っていただきたいと思っております。

 今日は、高校での授業終了後、文京区本郷に行き、久しぶりに律令制研究会に参加。指導教授であった池田温先生から「お出でになりませんか?」とおっしゃっていただいたならば、よほどの仕事がない限りはお断りできませんので、遅れてでも参加した次第です(17時半開始であったが、私は会場に18時頃に到着)。日本の倉庫令などについて、一から勉強させていただいているような状態であります。しっかりと学ばなくては。

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週末の動向
 27日(土)の午前中はダウン。せきと鼻水がひどく、寝込んでいた。しかし、気力を振り絞って家を出て、午後2時前に日本女子大学に到着。長沙呉簡研究会の例会に参加。東牌楼漢簡についてのご発表があったが、概要がよくわかる内容で、非常にありがたいものだった。その後、台風のため風雨が強い中、6時頃から懇親会。いろいろと興味深いお話を伺うことができた。9時半頃に帰宅。妻と互いにマッサージをしてから就寝。

 28日(日)も、午前は体調がすぐれず、PCにふれないようにしながら子供たちと遊びつつ過ごす。昼食後に仮眠。これで少し回復。夕方以降は、家事を手伝いながら、高校の仕事や論文などの原稿に追われる。明日からまた1週間、授業・講義以外では、主に原稿との格闘が続くだろう。なんとかしなくては。

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誕生日のパーティー
とタイトルをつけましたが、実は今日は私の誕生日であります。そこで、妻と長女・長男がケーキを作ってくれました。

ケーキ071016


カボチャのケーキということですが、生クリームでコーティングしてあります。その上にチョコペンでいろいろと書いてくれまして、その周囲にカボチャの種をバターでローストしたものがのっています。このケーキがまた美味でありまして、いや、我が妻と子供たちの腕にびっくりしております。
 その前の食事も、赤飯とブリ大根でしたが、これも美味で、妻の料理の腕にはほとほと感服するほかありません。いやあ、幸せをかみしめております。

追記
高校2年5組の皆さん、昨日はハッピーバースデーを歌ってくださいましてありがとうございました。

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ミャンマー情勢
 現在、ミャンマーは非常に難しい情勢にあるように見える。この情勢を理解する上で、以下の記事は参考になると思うので、リンクさせていただく。

「田中宇の国際ニュース解説」:“イラク化しかねないミャンマー”

「暗いニュースリンク」:“ミャンマー:軍政とビジネス”

「暗いニュースリンク」には、ミャンマーに関する別の記事もアップされている。多角的な視点から、この問題を見るためにも、これらの記事は有益だと思う。

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書籍紹介『早わかり三国志』 ・『まる読み版三国志―〈魏〉〈呉〉〈蜀〉の国別ダイジェストで早わかり』
 以下の2冊については、リンクしてある「三国志―正史と小説の狭間~満田剛のブログ」の当該記事を参照されたい。





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書籍紹介『「正史」はいかに書かれてきたか 中国の歴史書を読み解く』 ・『ひと目でわかる!図解三国志』
 以下の2冊については、リンクしてある「三国志―正史と小説の狭間~満田剛のブログ」の当該記事を参照されたい。




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ブラジルGP~ライコネンの鬼神の走り
 昨日の深夜、というか今日の早朝、テスト採点をしながら、ブラジルGPをしっかりテレビ観戦してしまった。
 1986年以来の三つ巴の戦いは、すさまじいものだった。特にトップに立っていたマッサが2度目のピットインをした後の3周のライコネンの走りは、テレビ画面からでも「すごい!」と思ってしまった。「ライコネンの凄さは、その速さを一周だけではなくて続けることが出来るところにある」と何かの記事で読んだ記憶があるが、まさにその通りだった。
 アロンソやハミルトンが沈んだという幸運もあったが、実力で勝ち取ったと言っても言いすぎではないだろう。最大26点差あったものをひっくり返したのだから。
 とはいえ、ハミルトンが中国・ブラジルでコケたのも大きい。特に中国GPはハミルトンのみならず、チームもアロンソを敵視し意識しすぎていた、と確か日刊スポーツのHPの記事にあったと思う。とすれば、ライコネンのタイトルは、アロンソの怨念が齎したという一面もあるのだろう。
 ともあれ、個人的にはライコネンがチャンプになったのは良かったと思う。十分に実力のあるドライバーだと感じていたし、とりあえずフェラーリには「スパイ疑惑」もないので、何か一番妥当なところに落ち着いたようにも思う。
 さて、来年はどのようになるのであろうか。

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今日の動向~テスト採点など
 今日は、午後に少し昼寝してからスーパーに買い物に行ったが、それ以外はずっとテストの採点をしていた。明日返却するテストの採点を全て終えたところである。生徒の皆さんは、よく頑張っておられると思う。2学期後半の授業は、もっと面白くしたいものだ。

 途中、久しぶりに大河ドラマを見る。ガクトが上杉景虎(謙信)役を演じているが、とりあえず違和感がないだけでもすごいと感心。再来年の『天地人』でも再登場させたらどうか、とも思う。

 金曜日から、中国・武漢で魏晋南北朝史の国際学会が開催されている。行きたくないわけではないが、高校で教えているとこの時期の学会参加は無理。大学も簡単に休講するわけにはいかないし。難しいところである。研究者の皆さんからの情報を伺うしかないだろう。

 ともあれ、明日からまた一週間が始まる。気を引き締めて取り組みたい。

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今日の動向~「ウルトラセブンX」、資料集めとテスト採点
 昨日の深夜、はじめて「ウルトラセブンX」を見た。空中に浮かんでいるモニター(だと思う)が、「皆さん、仕事をさしあげます。働きましょう」みたいなことを言っていて気持ち悪い(公式HPの「世界観」も参照されたい)。個人的感想としては、『華氏451度』的な世界が展開されているようで、「確かに我々の現実ではないが、ありえない話とも言い切れない」のが、空恐ろしい。
 ホープレスと呼ばれる政府が与える仕事からの脱走者(だと記憶しているが、間違っていたらお教えください)が、脳が萎縮して死んでいく、というところから話が始まるが、「ホープレス」というネーミングも笑えない。昨今、精神病が増えているというが、ホープレスの状態になるのも原因の一つだろうからだ。確かに大人向けのストーリーで、子供には見せられない。うちの長男はウルトラセブンXを楽しみにしてたんだがなあ。



 今日の朝は、また遠方の某図書館で資料集め。その後、恩師のお宅に立ち寄って書籍などをいただき、お茶まで頂いてしまった。ありがたい限りです。

 夕方からは、テストの採点。1年と3年の採点を今日中にすませるつもり。なんとかしなきゃ、体がめちゃくちゃ辛いけど。

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『海から見た戦国日本―列島史から世界史へ』
村井章介〔著〕『海から見た戦国日本―列島史から世界史へ』
(筑摩書房 ちくま新書 1997年 ISBN 4-480-05727-7)
 本書は、戦国時代から安土桃山時代を経て関が原の戦いに至る大変動期を迎えていた16世紀(~17世紀前半)の日本が、地域ごとに世界とどのようにつながっていたかを示そうとしたものである。
 筆者は、この時期を明によって形作られた册封体制と勘合貿易による東アジアの世界システムが崩壊し、新秩序を模索する時代とし、「一六世紀のシナ海域では、国家間の合法的な交通にかわって、さまざまな人間集団を包含する〈倭寇的勢力〉が地域間交通の主役となっていった」(本書31ページ)と述べている。具体的には、蝦夷地や古琉球の政治動向や交易、日本銀の流通とその影響などを取り上げているが、高校の日本史をベースにして読むと、それぞれ非常に興味深い内容が記されている。
 例えば、文禄の役の際に日本軍がソウルを占領した後で秀吉が発表したプランは「中国を中心とする世界システムをまるごと呑みこんでしまおう、できれば天竺まで切り取ろう、という壮大な構想(幻想?)」(本書196ページ)であったとされる。さらに、そのプランで秀吉自身が寧波に居所を定めるとあることについて、「シナ海交易の掌握こそが、帝国支配のかなめと考えられていた」(本書196ページ)とされ、「この意味で秀吉は、かの倭寇王王直の血をひく〈倭寇的勢力〉の統轄者」(本書196ページ)であると定義したうえで、「その出発点は、かれが一五八八年の「海賊停止令」によって、シナ海域に〈海の平和〉の守護者として臨んだときに求められよう」(本書196~197ページ)と論じている。このような東アジア史の流れを踏まえた視点からの見解は、非常に参考になるだろう。多角的な視点から歴史を見る上で、非常に興味深い一冊である。

おススメ度:★★★★★


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『靖国史観―幕末維新という深淵』
小島毅〔著〕『靖国史観―幕末維新という深淵』
(筑摩書房 ちくま新書 2007年 ISBN 978-4-480-06357-1)
 本書は、明治維新の勝者である薩長藩閥政府によって作られた靖国神社の歴史を踏まえながら、明治時代や靖国神社への儒教の役割を示し、明治維新を見直そうとする書籍と見受けられる。
 個人的には、「靖国神社は徳川政権に対する反体制テロリストたちを祭るために始まった施設」(本書197ページ)という定義が刺激的である。また、神道との関連を考えがちな靖国神社は(神道というよりは)儒教に思想的根拠があるとする著者の説(本書9ページ「はじめに」参照)も極めて興味深い。大変面白いので、一読をお薦めしたい。

おススメ度:★★★★★


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今日の動向~テスト作成など
 今日の午前中は、自己嫌悪に陥りながら、とある書類を書いていた。「少し滲んで一部分太くなったこの字は、修正したように思われないか」とかチマチマしたことを気にしながら書いてしまうことに嫌気がさしてきたのだ。「見たところ誤字はないのだから、気にしなくていいじゃない」と言ってくれたのは妻であるが、自分もそのような(ある意味で「豪快」な)心で生きていきたいものだ。19世紀のダンディズムでは「(他人からどう見られているかを気にしてしまうので)女性はダンディにはなれない」と考えられていたそうだが、我が妻は例外なのかもしれない。

 夕方は、長女のためのアイロンビーズを買いに昭島のトイザらスへ。結局、安全面を考えてアクアビーズとなった。ほとんど行かなかった店なので、中の品揃えに改めてビックリ。
 夕食後、上の子ども達3人から同時に「だっこ!」と言われてしまった。体はつらいが、うれしいものだ。
 長女・長男を寝かせたあと、勤務先の高校の中間テスト作成。これがまた時間がかかって仕方がない。問題全体のコンセプトの意図などを設定し、それに基づいて一問一問の意味を考えたりして作るためだが、結構骨が折れる。これをご覧になっている受験者の皆さん、アイデアがあったらお教えください。明日までにご連絡くだされば、考慮いたします(笑)。
 冗談はともかく、作問、なんとかしなければ。

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今日の動向~資料集めと近隣友好
 今日の午前は資料集めのため、遠方の某図書館へ。いろいろと書籍や雑誌を見るが、なかなかうまくいかないものだ。そのような資料が、いつどのようにつながるかわからないから、しっかりと作業しないと。

 午後3時からは、町内会の組でのバーベキュー大会に家族で参加。妻の実家から送っていただいた「行者にんにく味噌」が好評。確かにおいしい。「にんにく」とあるが、実際にはにんにくではなく山菜が入っているらしい。近所の皆さんや子供たちとわいわい言いながら飲み食べるのは、非常にすばらしい。会場を提供してくださったり、食べ物・飲み物を用意し、調理してくださった皆さん、本当にありがとうございました。少ししか手伝えずすみません。今後ともよろしくお願いいたします。

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長女の誕生日パーティ
今日は長女の6歳の誕生日。夜にパーティをした。
赤飯を炊いて、妻と子供たちでご近所の皆さんにお配りしていた。ケーキは買おうかと思っていたが、本人が「作りたい」と言ったそうで、レアチーズケーキを妻と子供たちで作ったとのこと。
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子供の大きくなるのは早いもので、長女は来年は小学生になる。みんな健康・無事故で生きていけるのがありがたいと思う今日この頃。一日一日を大事にしていきたい。

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書籍紹介『それからの三國志』・『三国志曼荼羅』
 以下の2冊の紹介については、リンクしてある「三国志―正史と小説の狭間~満田剛のブログ」の当該記事を参照されたい。



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中国GPと月組・宙組inスマスマ
 そういえば、日曜日の中国GPではライコネンが優勝、アロンソが2位、ハミルトンがリタイアという結果になっていた。最終戦でのチャンプ争いの面白さという意味では理想的である。1986年のタイトル争いを調べると、最終戦での大逆転があったようなので、とりあえずはわからなくなった。これで再来週の楽しみが増えた。中嶋一貴という、もうひとりの日本人ドライバーも登場するし。

 月曜夜の「SMAP×SMAP」に宝塚歌劇団の月組・宙組の主演コンビなどの方々が出ていた。歌に関しては、土俵も違うから比べてはいけないだろう。だけど、大和さんはあんなに歌がうまかったっけ(と感じた)?「アマール・アマール」は、瀬奈さんの持ち歌じゃないよなあ。でも、スマップとは差が出たなあ。土俵が違うとはいえ、かなりビックリ。それに、ああいうセットの中だと、本物の男の中に混じっても、カッコいいねえ。「久しぶりにいい演目の時に宝塚を見に行きたいね、でも10年くらい無理かなあ」などと、お茶を飲みながら妻と話していた。

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『神聖ローマ帝国』
菊地良生〔著〕『神聖ローマ帝国』(講談社 講談社現代新書 2003年 ISBN 4-06-149673-5)
 本書は、「「神聖ローマ帝国って何なのだ?」という問いを続けることで、ドイツを中心としたヨーロッパの歴史を」(本書23ページ)概説したものである。世界史の教科書上に頻繁に登場しながらも、詳細な説明がほとんどなくてよくわからないこの国について、名称の変遷などを踏まえながらできるだけその実態を示そうとしている。
 さらに、フリードリッヒ1世やフリードリッヒ2世などの皇帝たちの人物像もわかりやすく描かれている。世界史の教科書の文章ではイマイチよくわからないカノッサの屈辱や教皇のバビロン捕囚などの事件についても大まかな全体像がつかめるだろう。読みやすくてわかりやすい、新書として非常に良くまとめられた書籍である。

おススメ度:★★★★★


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なぜか忙しい3連休
 昨日、ブログを更新しようとPCの電源を入れたら、妻から「今日はさわっちゃダメ!」というドクターストップならぬ「ワイフストップ」がかかり、更新を断念。したがって、3日分を1度に書くことになった。

 土曜日は、長女・長男が通う幼稚園の運動会。朝からカメラを持ち、しっかりと参加し、しっかり日焼け。子供たちが頑張っている姿を見るのは、本当に楽しいものだ。

 運動会の終わりごろ、幼稚園を抜け出して明治大学で開催されていたシンポジウム「東アジア史上の遣隋使」へ。田島公先生と池田温先生の講演を拝聴することができた。
 田島先生のご発表(「隋使の賓礼問題と遣隋使による中国目録学の将来」)については、日本独自の目録学の構築に関連したデジタル画像や情報の作成・集積に関するお話が面白かった。
 池田温先生のご発表(「『隋書』経籍志と遣隋使」)については、この2つに直接的関係はないとされながらも、『隋書』経籍志・『旧唐書』経籍志と『日本国見在書目』が非常に似ていることを指摘されていた。ただ、先生のレジュメの最初には「右の標題は実は気賀沢保規氏から頂戴した御題であって、小生はその真意を測りかねているのが実情である。」とあり、このような内容について考える上では、いろいろと難しい問題があるのだと感じさせられた。
 その後、懇親会に参加させていただき、学部・大学院の指導教授であった池田温先生などいろいろな方とお話しさせていただいた。また、シンポジウムに参加されていた若手の方とも場を改めてゆっくりと話をすることができた。

 日曜の午前中は、勤務する大学の系列の学校の学生・生徒などの芸術展を鑑賞。その後、「心友茶会」と題する茶道部の茶会に行った。隠れ家的な、非常に静かな場所で行われており、本当に癒された。
 午後は、自宅で休憩した後、各クラブ・団体の展示を審査して表彰する企画である「アカデミック・アワード」の審査のため、勤務する大学の大学祭での展示を見て回る。日曜日は午後8時まで大学内を徘徊。月曜日も審査が午前9時から午後1時半ころまでかかってしまい、現在腰痛に襲われている状態。途中、教えていた(もしくは、現在教えている)学生さんたちにつかまり、屋台でいろいろと食べ物を買っていた。
 夕方はご近所のお子さんの誕生日パーティーに家族で参加。おいしいケーキとご近所の「ばあば」のお赤飯をいただく。美味。
 さあ、明日からも仕事に挑むぞ(腰痛だけは今日中になんとかしたい)!

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『中世シチリア王国』
高山博〔著〕『中世シチリア王国』(講談社 講談社現代新書 1999年 ISBN 4-06-149470-8)
 本書は、高校世界史の大半の教科書でノルマン人が建国した「両シチリア王国」と表記されている国家の歴史を概説しつつ、地中海世界から中世ヨーロッパを見直そうとした書籍である。中世シチリア王国では「ラテン・カトリック文化、ギリシャ・東方正教文化、アラブ・イスラム文化が相互に接触しながら、影響しあって」(本書23ページ)おり、これらの3つの文化を一つの王国の歴史の中で比較しながら見ることができる。また、その首都・パレルモはいわゆる「12世紀ルネサンス」の中心の一つとされている。文化・文明の交流・摩擦など、多角的な視野から中世ヨーロッパ史を見るための、非常に良い簡潔な概説書であると思う。

おススメ度:★★★★★


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書籍購入
板坂元〔著〕『紳士の文房具』(小学館 1994年 ISBN 4-09-343022-5)
板坂元〔著〕『紳士の食卓』(小学館 1996年 ISBN 4-09-343023-3)

アマゾンマーケットプレイスで。以前、本ブログでも取り上げた『紳士の小道具』のシリーズもの。遅まきながら最近知ったので、購入。板坂先生を偲びながら、じっくりと読んでみたい。

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『男の作法』
板坂元〔著〕『男の作法』(PHP研究所 PHP文庫 1997年 ISBN 4-569-57041-0)
 本書は、その名の通り、社会での「男の作法」、マナーについて、その「歴史や比較文化的な見方」(本書3ページ)を踏まえて論じたものである。仕事をするうえでの心の持ち方や会話、服装、食事、贈り物、海外でのマナーについて述べられている。
 いろいろな意味で、非常に参考になるショートエッセイ集である。(私自身も含めて)この内容の通りにはなかなかできないと思うが、学ぶことは多いだろう。読みやすいし、当然中身もあってお勧めである。書名は『男の作法』だが、女性でも興味深く読むことができるだろう。

おススメ度:★★★★★


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雑感
そういえば、日曜日にはF1日本グランプリがあった。先の日記にもアップしたように、この日は勤務先の高校の文化祭に行っていて、帰りの車中でF1中継の音声だけを聞いていた。今年はポールポジションスタートの車が勝つ確率が7割以上だとわかっていたため、結果を見るとハミルトンが勝ってしまって、全くもって予想通りで個人的にはつまらなかった。
よほどのことがない限り、今年はハミルトンがチャンプだろうが、マクラーレンのスパイ疑惑のおかげで「但し書き」がついてしまうのが残念だ。アロンソは来年休養なのか?来年のマクラーレンは現状を維持できるのか?来シーズンの勢力図は?もうそちらの方に注目している状態だ。

一昨日の月曜日には、恩師の某先生とお会いすることができた。いつもお世話になってばかりで大変申し訳ないと反省するばかりである。しかも、おみやげまでいただいてしまってさらに恐縮。

常に自分の原点を意識しながら、これからも頑張っていきたいと思う。

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『万里の長城 攻防三千年史』
来村多加史〔著〕『万里の長城 攻防三千年史』(講談社 講談社現代新書 2003年 ISBN 4-06-149674-3)
 本書は新石器時代から清時代までの万里の長城の歴史を概観したものである。個人的に興味深い内容を箇条書きにすると、以下のようになる。
  ①秦の始皇帝の時代につながった長城が森林の中を走ってい
   たこと。
  ②維持費を含む軍事費軽減のため、漢代の長城の防衛は狼
   煙などを用いた通信システムを活用しており、したがって長城
   だけでは役に立たなかったこと。
  ③隋の煬帝は無駄に新しい長城を作って滅び、唐の太宗(李
   世民)は新しい長城を作ることなく、長城に頼らない防衛体制
   (著者はそれが「現代の防衛に通じる」という)を確立したこと。
  ④明の太祖(朱元璋)は首都・南京城を当時としては革命的な
   磚城(磚は土を焼きしめて作ったレンガのようなもの)として築
   き、その約100年後には長城も同様の磚城となっていった。
 ところどころ典拠を示していただきたいと思うところもある(例えば、本書159ページの李世民の国防理念について)が、新書という形態を考えると、万里の長城の通史としてよくまとまっていると思う。

おススメ度:★★★★☆


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